スペインの教会の柱に描かれていた120年前のフレスコ画が、信者の女性の手によって修復されるという事態が起こったのだがこの修復作業が、元の絵とは似ても似つかぬひどい仕上がりと地元で騒ぎになってしまった。bbc

左が修復前 右が修復後

「修復」が行われたのは、スペイン北東部ボルハの教会にある19世紀の画家エリアス・ガルシア・マルティネスの作品。いばらの冠をかぶったキリストの肖像が描かれていた。

経年の劣化により作者の孫テレサ・ガルシアさんは修復をボルハの地域研究センターに依頼し
寄付として修復費用を納めたため、職員がこの作品を写真に収めようと教会を訪れて
「驚愕した」という。

「修復」を手掛けたのは教会員のセシリア・ヒメネスさん。
地元メディアの取材に対し「頼まれたからやっただけ」と話している。

フレスコ画とは新鮮なという意味のイタリア語で、漆喰を壁に塗り、それの乾かないうちに水性の絵の具で直に絵を描く。石灰の層の中に絵の具が染み込んでいき、漆喰は乾燥が始まると表面に固い透明な皮膜ができるために、それが絵の保護層となって非常に堅牢な画面となる。漆喰が濡れているうちに全て描いてしまわなければならないため、あらかじめその時間内に描ける部分の面積を割り出して下地を作らなければならない。
とても素人が「私、絵が上手いの!」とかいって描いたり、ましてや修復などが出来るようなものではない。
という事がお判りになると思う。

バチカン市国のシスティーナ礼拝堂にあるミケランジェロが描いた「天地創造」、「最後の審判」が有名

名前ぐらいはご存知の方が多いはず。

天地創造

最後の審判

左 元々の作品  中央 最近の作品 右 修復した現在

難しいのは理解できる
だが、修復した作品は下の部分に作者にしか見えなかったであろう物が追加されてる・・。

8/29 追記

進展があった?ので追記です。
現在このニュースが世界中で話題となり、この教会が大人気
関連商品も売り出され、連日この教会には観光客が訪れるという。
8/30公開、追記記事はこちら


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